発見と挑戦の繰り返しの栄養士。子どもたちの「全部食べたよ！」と皿を見せてくれるのが、とても嬉しい仕事

有限会社ATUCHI

保育園の栄養士

「挑戦」「思いやり」「遊び学び」を理念とする企業主導型保育園のパーム保育園です。生後3ヶ月から2歳児までを対象に、定員25名・職員18名体制で、子どもたち一人ひとりの個性に寄り添った保育を行っています。子どもたちは不安を感じながら一歩踏み出すことで挑戦心を育み、失敗や喜びといった感情を体験することで心を大きく成長させます。また、人との関わりを通じて相手を思いやる気持ちを養い、社会性の基礎も育てています。「遊びこそ学び」と考え、さまざまな経験を通じて、子どもたちの「やってみたい！」を全力で応援する保育が特徴です。令和7年秋には認可保育園の開園も予定されており、それに伴い職員の増員を行います。

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子どもたちの健康と成長を食事面から支える大切な役割

約40名分の給食や離乳食を提供しており、基本的に調理は2～3名体制で行われますが、登園人数によって柔軟に対応します。業務内容は、献立作りに始まり、献立に基づいた調理や手作りおやつの準備、食材の在庫管理、衛生管理、調理など多岐にわたります。また、栄養バランスを考慮した食事の提供はもちろん、アレルギー対応や成長に応じた離乳食の調整など、細やかな気配りも必要です。その他、掃除やパソコンでの栄養管理・入力作業なども分担しながら進めていきます。調理補助のスタッフと協力し合いながら、安全であたたかい食の時間を届けています。

食を通じての繋がりがもたらす、喜びと成長

経験豊富な先輩栄養士と一緒に献立や食育の内容を考え、調理師さんと協力して毎日給食やおやつを手作りします。園を立ち上げた当初に作成したベースの献立があるので、そこに自分のアイディアを加えて最後は園長先生に確認してもらいます。また、子どもたちに「何が食べたい？」と直接聞くことや「お外でとれた大葉を使って天ぷらをしました」など、子どもたちとのコミュニケーションも大切にしています。例えばレーズンや納豆など、子どもによっては苦手意識がある食材を使う時は、味を変えたり切り刻んで工夫して提供し、子どもたちの様子を見守るのも大切な役割です。毎日の発見や創意工夫が重要です。

「仕事も私生活もバランスがとれるようになりました」

「前職も栄養士でしたが、持ち帰りの仕事や休日の連絡が多く、自分の子どもと過ごす時間が十分に取れない日々が続き、家族を最優先にできる環境を求めて転職を決意しました。もともと保育園で働くことに憧れがあり、幼少期に節分で出たちらし寿司が心に残っていたことが、食に関わる道を選んだきっかけでした。今は献立作成に加え、子どもたちに食育活動にも少しずつ取り組み、日々の業務にやりがいを感じています。お昼ご飯は、ホールに子どもたち全員が集まることもあり『全部食べたよ！』と皿を見せてくれる瞬間は何よりも嬉しい瞬間です。家族との時間も増え、息子が習い始めたスポーツの送迎や試合観戦もできるようになりました。」