感動を惹きつける、食のエンターテイナーの仕事。パフォーマンスを通じて、鹿児島の魚の魅力を伝えます

株式会社津曲商店

マグロ解体師見習い及び鮮魚の営業

創業150年以上を誇る鮮魚の仲卸業者株式会社津曲商店。全国の飲食店・宿泊施設等に、マグロや地魚を中心とした業務用鮮魚を提供しています。取り扱いには「目利き」「市場鮮度での届け」「加工の利便性」「必要量に応じた供給」という4つのこだわりがあり、これによりプロ仕様の鮮魚流通を支えています。さらに、業務用卸だけに留まらず、出張「マグロ解体ショー」の依頼にも応じ、イベント・宴会・展示会などでその場を盛り上げる演出サービスも展開。これにより、鮮魚流通という枠を超えた「魅せる」鮮魚ビジネスも行っています。地元鹿児島の水産資源を活かしつつ、加工・物流・演出までを含めた鮮魚事業を総合的に展開している企業です。

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圧巻のパフォーマンスで魅せる、出張マグロ解体ショー

マグロ解体師は、市場や飲食店、イベントなどで巨大なマグロを見事な包丁さばきで解体する職人です。一本のマグロから、赤身・中トロ・大トロなど部位ごとに美しく切り分ける高度な技術が求められます。見せる仕事としての一面もあり、観客の前でスピーディかつ正確に包丁を操る姿はまさに“食のエンターテイナー”。また、鮮度を見極める目利き力や包丁の手入れ、衛生管理など、プロとしての繊細な心配りも必要です。近年では、飲食業界だけでなくイベントや海外でのパフォーマンス依頼も増えており、日本の食文化を象徴する職業として注目されています。マグロ解体師は、技術・経験・心意気で海の恵みを最高の形で届けるスペシャリストです。

未経験から半年で、プロのマグロ解体師へ

マグロの解体ショーは、ただ魚をさばく仕事ではなく、“感動を届ける仕事”です。朝一番に競りで仕入れたマグロを最高の状態でお客様にお届けし、目の前で豪快に解体していく。その迫力と臨場感に、会場は一瞬で熱気に包まれます。特にお子さんたちが、さばきたてのマグロを口にして笑顔を見せてくれる瞬間は、何よりの喜びです。お客様に心から喜んでもらい、その感動と引き換えに報酬をいただく――まさに“人を幸せにする商売”です。そして大切なのは、マグロという商品そのものではなく、それを通して伝わる感動です。目の前の体験を通じて、人の心を動かす。マグロ解体ショーは、食の楽しさと日本の職人技を体感できる特別なステージです。

鹿児島の海の恵みを届ける、営業職の使命

マグロの解体ショーは月に1〜3回ほど行われますが、普段の業務の中心は営業活動です。鹿児島の豊かな海の幸を届ける“食の伝道師”として、地元漁港や市場から仕入れた新鮮な魚介類を飲食店・旅館・ホテル・食品メーカーなどへ提案・販売します。入社1年目は鹿児島県内の既存顧客を中心にルート営業を担当し、商品知識を深めながらお客様との信頼関係を築いていきます。営業といっても単なる販売ではなく、旬の魚の魅力や調理法、加工の工夫などを提案します。また、業務の合間にはマグロの切り方や包丁技術を学ぶ機会もあり、半年ほどで実践的なスキルを身につけることができます。食の魅力を伝え、技を磨ける仕事です。