目標に向けた支援計画を立て、達成に向けて子どもとしっかり向き合える環境で、未来を支える仕事

株式会社KIDZUKI

療育施設の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士

児童発達支援は2歳から就学前、放課後等デイサービスは7歳以上18歳未満の発達に課題や日常生活で困りごとを抱える未就学児や小学生から高校生を対象に、専門的なサポートを行っている1日定員10名の「パームキッズ」。保育士、看護師、理学療法士など経験豊富なスタッフが常駐し、個別支援や自立課題、小集団での遊び活動などを通じて、子どもたちの「できた！」を増やし、自己肯定感と社会性の向上を目指しています。また、保護者へのカウンセリングや家庭での支援方法の提案など、家族全体をサポートする体制があります。子どもたちが成長でき、保護者が安心して相談できる居場所を提供することを大切にしている施設です。

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経験を活かして、子どもたちの「できた！」を増やす

発達に課題のある子どもたちの成長を支える専門職です。理学療法士は、歩行や姿勢、体幹強化などバランスの改善を目的に、体の使い方をサポートします。運動遊びやストレッチを取り入れ、楽しみながら運動機能を高めることで日常生活の動作がしやすくなるよう支援します。作業療法士は、日常生活に必要な動作（着替え、食事、工作など）の練習や手先の巧緻性を高める活動を行い、自立を促します。言語聴覚士は、発語や発音のトレーニング、コミュニケーション支援、嚥下訓練を担当します。ABA（応用行動分析）や感覚統合などを取り入れ、一人ひとりの発達段階や個性に合わせた個別支援計画を立て、遊びを通じて社会性や自己肯定感を育みます。

専門職のスタッフと連携しながら子どもと向き合う

2025年6月から児童発達支援と放課後等デイサービスの施設を分けて、各施設で午前もしくは午後にしっかりとスタッフミーティングや子どもたちの記録作成、その日の教材づくりなどの事務作業を行い、支援の準備を整える環境をつくりました。まずは、子どもたちを学校や自宅へ迎えに行くことから始まります。小集団での活動に加え、発達検査をもとに個別支援を実施し、自立心や自己肯定感を高めます。ABAやPECSなど科学的根拠に基づいた療育を取り入れ、一人ひとりの課題に応じた支援を提供します。終了後は送迎も担当します。月1～2回の外部研修や、保育士・看護師・心理師との連携を通じて、専門知識を学べる環境です。

私が実現したい未来がパームキッズにあると感じました

「理学療法士として病院で働いていましたが、より生活に寄り添った支援をしたいと思い、転職しました。病院では診断名がつかないとリハビリが始まらず、病院に来る前段階の学校でお困りごとを抱えている子どもたちやご家族をサポートしたいと思うようになりました。療育施設は、病院と学校の中間的な役割を担い、発達に課題を持つ子どもたちが少しでも自立できるように支援できる場所です。今は責任者としてスタッフをまとめながら、理学療法士の知識を活かし、遊びや活動に取り入れています。保育士や看護師と連携し、医療と福祉が調和する現場で、子どもの「できた！」や保護者からの「成長しました」という声がやりがいです。（写真左）」