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【インタビュー】安心できる職場環境が、挑戦を後押しする。優良企業サイトに掲載されている鹿児島本社企業

大都市圏からシステム開発を受注する「優れた地方企業」として最優秀賞を受賞し、日本全国約8%しか掲載されない優良企業サイト「エラベル」にも掲載。株式会社ソフト流通センター(本社:鹿児島市)で働く人に、入社のきっかけや、会社のことをインタビューしました。


■将来を見据えて、製造業からの転身:2022年入社

Q.前職から 転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?
A.「会社に依存せず、世間一般で通用するスキルを身につけたい」という思いがありました。製造業で勤めていましたが、自分のキャリアを振り返ったとき、今後も需要があり、幅広い分野で活躍できる仕事をしたいと考えました。その中でプログラミングというスキルがあれば、自分の将来を切り拓けるのではないかと思い、IT業界への転職を決意しました。
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Q. 転職活動はどのように進めたのですか?
A.まずは前職を退職し、自分なりにプログラミングの基礎を独学しました。その後、システム開発やプログラムに関わる会社を中心に約10社に応募し、最終的には4~5社から内定をいただきました。
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Q. 会社を選んだ決め手は何ですか?
A.一番大きかったのは、面接の際に開発室を案内していただき、実際に働く人たちや職場の雰囲気を見られたことです。「ここでなら頑張れる」というイメージが持てました。また、学生時代にお世話になった先輩が偶然この会社にいたことも安心材料になりました。
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Q. 入社当初はどのように仕事を覚えましたか?
A.入社して最初の1か月は、実務ではなく勉強に集中できる期間を会社が準備してくれていたので、既存システムのソースコードを見ながら、どこにどのような処理があるのかを理解するところからスタートしました。教育担当の先輩が隣に座ってくださり、わからないことがあればすぐに質問できる環境だったのは、とても心強かったです。
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Q. 現在はどんな仕事をしていますか?
A.現在はシステムエンジニアとして、WEB系のシステム開発を行っています。鹿児島を拠点にしながら、愛知など県外への出張もあり、企業の課題を解決するためのシステムを構築しています。お客様と直接打ち合わせをして、現場の困りごとを一緒に議論し、最適なシステムを提案することも増えてきました。
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Q. 入社してから成長を実感することはありますか?
A.基本情報技術者試験に合格できたことは、自分にとって大きな自信につながりました。次は応用情報技術者試験にも挑戦するつもりです。また、お客様への提案や価値提供ができるスキルを磨くために、コミュニケーション力や提案力も日々意識して伸ばしています。
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Q. この会社で働く魅力は何ですか?
A.一番の魅力は、携わる業界や使用するプログラミング言語の幅広さです。金融機関、製造業、畜産業、農業など、多様な業界のプロジェクトに関わることで、常に新しい知識を学ぶことができます。製造業時代は単調な作業が多かったのですが、今は案件ごとに異なる課題や技術に触れられるので、成長を実感できる環境だと感じています。また、同じ会社にいながらも業務内容が変わることがあり、まるで社内転職をしているような経験が積める点も魅力です。
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Q. 今後の目標を教えてください。
A.技術面では応用情報技術者試験に合格し、さらに専門性を高めていきたいです。また、お客様と直接関わる機会が増えているので、課題を的確に把握し、最適なシステムを提案できるエンジニアを目指したいです。これからもスキルを磨きながら、お客様に信頼される存在になりたいと思います。


■仕事と私生活の充実を求めて、静岡県から鹿児島県に移住:2024年入社
Q. これまでのご経歴について教えてください。
A.出身は埼玉県で、前職は静岡県の自動車関連の変速機メーカーに勤務していました。最初は開発業務に携わり、後半は自分が設計した部品が実際にどう作られていくのかを知りたい思いから、組立工程やロボットを使った製造ラインの構築に取り組んでいました。
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Q. なぜ転職を決意されたのですか?
A.きっかけは「技術の視野を広げたい」という想いでした。自動車業界で積んできた経験はとても大切ですが、「この経験は自動車以外にも活かせるのではないか?」と考えるようになったんです。農業や漁業など、より幅広い分野でチャレンジしてみたいという気持ちが強くなり、転職を決意しました。
また、プライベートでは自然豊かでゆったりと過ごせる環境に住みたいという希望もありました。妻と旅行が好きで、車中泊をしながら全国を巡るうちに「日本の中でどこに住みたいか」を考えるようになり、その中で特に魅力を感じたのが九州でした。1週間かけて九州を巡り、雄大な自然と人の温かさに触れ、移住を決めました。
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Q. 転職先を選ぶうえで重視したポイントは何ですか?
A.大きく3つあります。
1.仕事環境 – スキルアップができ、幅広い経験が積めるかどうか。
2.プライベート – 自然環境や生活の豊かさがあるか。
3.横のつながり – 仕事以外でも共に働く仲間と交流できる環境があるか。
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Q. ソフト流通センターを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
A.農業、漁業、金融機関、半導体、自動車など、多業種のシステム開発に携われる点です。これまで私は「ハード面」での経験を積んできましたが、ここでならソフトウェアの知識も身につけられると感じ、新しい挑戦を決意しました。また、ワークライフバランスを向上させるための、福利厚生の多さも決め手のひとつです。
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Q. 入社して驚いたことはありますか?
A.一番驚いたのは、社内サークル活動の活発さです。バイク部、ランニング部、食べログ部、ゲーム部、バスケ部、ゴルフ部など、社員の声から生まれた多彩なサークルがあり、自然と人間関係が広がります。仕事は縦のつながりが中心になりがちですが、サークルを通じて横のつながりを築けるのは魅力ですね。中途入社の私にとっても、会社に溶け込みやすいきっかけになりました。
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Q. 現在はどのようなお仕事を担当されていますか?
A.自動車業界での経験を活かしながら、ITを用いた生産課題の解決に取り組んでいます。たとえば、工場の搬送車の自動運転や、手作業工程の自動化などの開発に携わっています。最初はIT業界独特の進め方に戸惑うこともありましたが、会社が人材育成で活用しているスキルマップのおかげで、自分の成長段階を確認しながら着実にレベルアップできています。
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Q. 生活面ではどのような変化がありましたか?
A.以前は片道2時間の車通勤でしたが、今は電車で10分です。通勤時間が大幅に減り、家族や自分の時間をしっかり確保できるようになりました。朝は4時半に起きてランニングを1時間、その後出勤し、定時で退社。夕方は家族やサークル活動の時間を過ごすという、理想的な生活リズムが実現できています。休日は指宿や霧島、鹿屋などを巡り、鹿児島の自然を満喫しています。まさにワークライフバランスが大きく向上しました。
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Q. 今後、どのように成長していきたいと考えていますか?
A.仕事面では「知る」「わかる」「できる」の3ステップを意識して成長していきたいです。これまで培ったハードの知識と、新たに身につけるITスキルやソフトの知識を融合させて、幅広い分野でお客様の課題解決に貢献できるエンジニアを目指していきたいと思います。


■宮崎県から鹿児島県にUターン。仕事と家庭を両立する働き方:2021年入社

Q:入社前はどのようなお仕事をされていたのですか?
A:直近は一般事務をしていました。その前はプログラミングに関わる仕事をしていたのですが、結婚を機に宮崎県へ引っ越すことになり、転職活動を始めたんです。ところが、近隣にはプログラミング関連の求人が少なく、一般事務を選びました。
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Q:鹿児島にUターンすることになったきっかけは何でしたか?
A:子どもが生まれたことで「実家の近くで子育てをしたい」という想いがあり、鹿児島へのUターンを決意しました。
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Q:転職活動で大切にしていたポイントはありますか?
A:大きく3つありました。まず1つ目は、仕事と家庭の両立ができることです。2つ目は、将来的に正社員を目指せることです。最初は契約社員でも、頑張れば正社員になれる環境を探していました。3つ目は、プログラミングの仕事ができること。事務職を経験する中で、「やっぱりプログラミングが楽しい」という気持ちが再燃したので、そのスキルを活かせる職場を希望していました。
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Q:ソフト流通センターを選んだ決め手は何でしたか?
A:まず、子どもが当時2〜3歳だったのですが、会社が入っているビルに提携保育園があり、安心して働ける環境だったこと。もう1つは、会社が鹿児島県のイクボス宣言を発信していたことです。「ここなら子育てしながら働きやすそう!」と直感で感じました。
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Q:実際に入社後の働き方はどのような感じでしたか?
A:子育てへの理解があったので、基本的には定時で退社させてもらえ、家庭と仕事のバランスが取りやすかったです。契約社員に始まり、1年後に正社員に登用され、テレワークや時差出勤を組み合わせて働いています。例えば、火曜と木曜はテレワーク、月曜は一度お迎えに行ってから在宅勤務に切り替えるなど、柔軟に対応してもらっています。子どもの急な体調不良のときも「中抜け制度」で一時帰宅でき、長引くときは在宅勤務に切り替えられるので、とても助かっています。また、採用担当者も同じく子育て中で、児童クラブのことや子育ての悩みなど、日常的に情報交換をしています。すごく心強いです(笑)。
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Q:現在はどんなお仕事をされていますか?
A:企業向けのPCやタブレットで使えるビジネスアプリの開発を担当しています。お客様と直接やり取りする機会も多く、自分が作ったシステムを納品したときに「ここまでしてくれて助かりました!」と言っていただけるのが一番のやりがいです。また、仕様書どおりに効率よくプログラムが完成したときにも達成感があります。
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Q:現在の生活リズムについて教えてください。
A:朝は家事をしてからテレワークを開始し、子どもの送迎を挟んで仕事を再開。夕方からは家族との時間を過ごしています。月曜と金曜は出社日、それ以外は在宅勤務を組み合わせ、無理なく仕事と育児を両立できています。
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Q:最後に、現在の働き方についてどのように感じていますか?
A:大好きなプログラミングを続けながら、子育てや家事とも無理なく両立できる環境があることに感謝しています。柔軟な働き方と周囲のサポートがあってこそ、仕事も家庭も大切にできる今があると実感しています。


■採用担当者インタビュー:採用チーム(写真中央)

Q. ソフト流通センターが大切にしていることを教えてください。
A.私たちは、「社員の成長が、会社の成長の原点」という考えを大切にしています。一人ひとりのレベルアップをサポートし、チームを育て、拡大していくこと。そして、鹿児島の伝統的な「郷中教育」の精神を現代に引き継ぐことを目指しています。社員が成長することで、会社も共に成長できると考えています。
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Q. 採用活動で特に意識していることは何ですか?
A.最も重視しているのは、「ミスマッチを防ぐこと」です。入社後に「思っていた職場と違った」ということがないよう、面接前のフォローや説明会、SNSでの情報発信などを通して、会社の雰囲気や仕事内容を事前にしっかりと伝えています。中途採用では、応募者の経験や希望を丁寧にヒアリングし、「会社が求める人材像」と「応募者が目指すキャリア」をつなげることを意識しています。
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Q. 社員が安心して働ける環境づくりのために、どんな取り組みをされていますか?
A.ここ数年で、奨学金返還支援制度や中抜け制度、時差出勤制度などを新たに導入しました。以前からも書籍購入制度やランチ会補助などがあり、福利厚生を更に充実させています。これらは、社員の声をもとにつくられた制度です。年に一度のエンゲージメントアンケートでは自由記入欄を設け、そこに寄せられた意見を会社全体で共有し、制度改善につなげています。「社員の声が会社をつくる」という文化が、私たちの特徴でもあります。
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Q. どんな人と一緒に働きたいと考えていますか?
A.IT業界への強い想いを持つ人です。プログラミング経験がなくても問題ありません。大切なのは、「将来こういうサービスをつくりたい」という具体的なビジョンを持っているかどうかです。例えば、無人レジや自動精算システムのように、日常の中で「もっと便利にしたい」という発想をソフトウェアで形にしていく。そんな想像力や課題解決力を持った方を歓迎します。これからはAIの普及により、単純なコーディング作業は自動化されていきます。だからこそ、お客様との対話を通じてニーズを引き出し、それを形にできるコミュニケーション力・傾聴力・創造力がますます重要になります。
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Q. 社員のキャリア形成や成長支援にはどのような取り組みをしていますか?
A.現在、当社には約100名の社員が在籍し、複数のプロジェクトが同時進行しています。数値化した会社情報や業務報告書等を通じて、全社員で情報を共有しています。今後は、役職に関係なく自由に意見を出し合える場を増やし、より風通しの良い職場づくりを目指しています。新規開発には成果が求められますが、その前段階として「自由にアイデアを出し合える環境」を整えることを大切にしています。「自分たちの会社を自分たちで創る」という意識を、これからも強めていきたいと考えています。
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Q. 地域との関わりについても教えてください。
A.地域貢献活動にも力を入れています。鹿児島ユナイテッドFCやフラーゴラッド鹿児島などのスポーツチームへの協賛、女子中高生サッカー大会、高校バレーなど、さまざまな地域イベントを応援しています。こうした活動は地域を盛り上げるだけでなく、社員同士の結束を強めるきっかけにもなっています。社員が観戦に参加したり、地域とつながりながら仕事をすることで、会社と社員の成長をともに実現していきます。
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Q. 最後に、転職希望者へのメッセージをお願いします。
A.ソフト流通センターは、社員一人ひとりが主役となり、自分らしいキャリアを築ける場所です。想いがあれば、経験の有無は問いません。「自分のアイデアを形にしたい」「地域に貢献しながら成長したい」そんな気持ちを持つ方と、ぜひ一緒に鹿児島から未来をつくっていきたいと思います。


企業名:株式会社ソフト流通センター
所在地:鹿児島県鹿児島市中央町22-16
事業内容:ソフトウェア受託開発、システム開発・販売・保守
募集職種:システムエンジニア・プログラマー